用語集

バンダナは頭や首に巻いたり、アクセントとしてバッグ等につけたり、ハンカチとして、またランチボックスを包んだりと多目的に使用できる便利な布製品です。形状が正方形であることからプリントデザインが作成しやすく、オリジナルグッズの手始めとしてもお勧めです。(写真はポリエステルリーンのバンダナです)

バンダナの起源と歴史

バンダナの起源はヒンディーのBANDHNU(バンドゥヌ)とれています。バンドゥヌは施されたトラディショナルなの布片で絞り染が施されていることが特徴です。この絞り染目のモティーフとして頻繁に使用されていたデザインはカシミール模様と呼ばれ、ペイズリー柄のオリジンの一つとされています。バンドゥヌはその後カシミール柄とともにヨーロッパに伝わり、英国で大量生産されペイズリーのバンダナになりました。弊社ではバンダナのご注文を数多くいただいていますがプリントデザインのモチーフは千差万別でペイズリーやバンダナらしい柄にこだわる方はあまりいらっしゃいません。

ハンカチ,バンダナ,スカーフの違い

ハンカチ、バンダナ、スカーフと正方形の布製品が存在しますがそれぞれの違いはなにでしょうか？使用される素材はどちらもコンパス、キャンブリック、ローン、ブロード等ですが、ハンカチはバンダナに比べて少しこぶりな40cm程度が標準です。折りたたむと10x10cmですのでコンパクトです。大きさの違いだけでな無くハンカチにはレースの装飾が付いたり、手刺繍が施されたりといった特有の仕様があります。

一方バンダナは53x53cm程度が一般的な大きさで、ハンカチのようにも使用されますがその他頭に巻いたり、首に巻いたり、ものを包んだりに使用されます。大判のハンカチは50x50cmくらいですのでレースを付けたりしないかぎりほとんど違いがわかりません。

スカーフについては伝統的にはシルクが使用されてきましたが現在ではポリエステルのサテン等が多く使用されています。大きさに関しては70x70cmや90x90cmが中心でバンダナより大きいのが特徴です。首に巻いたりする用途は近いですが素材も異なり、バンダナはカジュアルですがスカーフはより高級なアイテムになります。

以下弊社で制作可能なバンダナ類の紹介をさせていただきます。

染料シルクプリントによるコンパスバンダナ

コンパスという薄いガーゼのような生地に原反段階で染料シルクプリントで印刷を行い、蒸し、洗い、裁断を経て最終へㇺの三巻き縫製デ完成します。最も一般的に生産されているオーセンティックなバンダナになります。シルクプリントですのでプリントの色数が多く、生産数量が少ないと版代がかさみますので注意ください。色数は最大６色まで使用可能です。はみ出しも可能です。発注ミニマムは100枚。使用する生地は基本がコンパスですが生産数量によってはキャンブリックやツイル、ブロード等も可能です。詳細は「TSCB00153」にてご確認ください。

昇華プリントで作成するポリエステルローンバンダナ

弊社で最も多くご発注のあるバンダナです。素材はスパンポリエステルローンで印刷は昇華プリントで行います。スパンは短繊維のことで短繊維の特徴としてポリエステル素材ですが光沢等は全くなく、綿に近い手触りです。素材がハイクオリティーであることも手伝って印刷は非常に濃く、美しく仕上がります。ハミダシも可能です。昇華プリントですので版代は不要でフルカラープリントも可能になります。発注ミニマムは10枚。詳細は「PHKK5630K」にてご確認ください。

既製品の無地カラーバンダナを使用するバンダナ

3215はコンパス、綿100%の既製品のバンダナです。全11色そろうカラフルなバンダナです。シルクでお手軽に印刷が行えるシンプルで分かりやすいアイテムとして人気です。プリントはもっぱらシルクとなりますが、はみ出しての印刷はできません。詳細は「3215カラーバンダナ」にてご確認ください。

淡色インクジェットで作成するブロードのバンダナ

3215カラーバンダナも非常に人気の高い既製品の綿100％のバンダナですが、3215の白にインクジェットを行うと、生地が薄すぎてインクが滲んでしまいます。ブロードバンダナは綿素材で白生地に淡色インクジェットが行えるバンダナです。ハミダシも可能です。発注ミニマムは10枚。詳細は「TSBB002」にてご確認ください。

ブロードの大判バンダナ

紹介してきた品番はすべて53x53cmというバンダナに定番の大きさになりますが、
「プリントスター00874BBB」は60x60cmの少し大きめのバンダナになります。素材はTCブロードでシャツやカーテンにも使用される一般的な布帛です。プリントはシルクが推奨となり、はみ出しての印刷はできません。発注ミニマムは10枚、