MENU
プリズマのこだわり アイテム一覧 色見本 価格表 コレクション ご利用ガイド
閉じる

用語集

価格表

カテゴリーから商品を探す

カラーから商品を探す

 
色見本

蛍光プリント(FLUORESCENCE)

蛍光プリント(FLUORESCENT PRINT)

蛍光プリントは蛍光顔料を配合したインクを使用するプリントです。蛍光顔料は紫外線やブラックライトがが当たると発光します。光を溜めて発光する蓄光プリントとは異なり、紫外線が当たっている時だけ発光します。

蛍光プリントの特徴

蛍光インク

蛍光インクは蛍光ペン同様蛍光顔料を含有するインクです。紫外線が当たると発光し、通常のインクとは異なる目が眩むような特有の発色が表現可能です。蛍光インクと似たインクに蓄光インクがあります。蓄光は古くは夜光とも呼ばれていました。蛍光とは異なり、光を吸収、蓄積することで一定時間怪しく緑色に発光します。時計の文字盤にも使用されいています。

蛍光顔料とホルマリン

ホルマリン

蛍光顔料は塗料やインク成型物等様々なものに使用されますが中にホルマリンを含むものがあります。ホルマリンはシックハウスの原因の一つとも、また、発がん性物質とも認識さています。ずいぶん以前にはなりますが蛍光プリントに含まれるホルマリンが原因で皮膚が炎症を起こすという繊維業界では有名なトラブルもありました。現在はホルマリンを使用しない蛍光顔料が主流で、弊社もノンホルマリンの蛍光顔料を使用しています。

蛍光顔料のカラーバリエーション

C45
蛍光イエロー

C46
蛍光オレンジ

CP78
蛍光レッド

C47
蛍光ピンク

C49
蛍光グリーン

C48
蛍光ブルー

CP79
蛍光パープル

蛍光インクのカラーバリエーションはあまり多くありません。弊社では7色を展開していますがこのうち蛍光ブルー、蛍光パープルは色は鮮やかですが他の色に比べると発光は弱く、あまり蛍光っぽくありませんので注意ください。

蛍光インクの種類

蛍光インクは蛍光顔料を色のついていないインクのベース(原材料)
に加え調合を行います。使用するインクのベースの違いで用途や表情が変わってきます。

顔料インクは水性のしみこみ系の透明インクです。蛍光顔料インクは白生地、綿素材用のインクになります。顔料を多く含有することが可能ですので色の濃いはっきりした蛍光プリントが可能です。風合いはソフトです。

透明ラバーインクに蛍光顔料で着色します。蛍光顔料プリント同様色の濃い蛍光プリントが可能です。風合いはラバープリントですので樹脂感があります。蛍光顔料同様白生地限定ですが、ドライTシャツ等のポリエステル素材や撥水のジャケット類にも使用が可能です。

着色用のラバーインクに蛍光顔料を加えて調色します。着色用のラバーインクは白系のインクですので傾向の発色は少し弱くなりますが十分な濃度をキープします。濃色生地にも蛍光プリントが行えポリエステル素材や撥水のジャケット類にも使用が可能です。

濃色生地に水性ラバーインクをプリントするときはプリントカラーにかかわらず隠蔽性を確保するために2度掛けが必要ですが、キャップは形状とプリントの設備的に2度掛けができません。この場合ラバー転写を使用することで、1色プリント限定ですがキャップにも蛍光プリントが可能になります。トナー転写やオンデマンド転写でもラバー転写同様のプリントは可能ですが蛍のプリントはできません。

蛍光プラスティゾルは隠蔽性を持たせるために若干の白インクを混入しますので発色は少し弱くはなりますが十分な濃度と彩度をキープします。「コレクション_1019」では蛍光の厚膜プラスティゾル、THPGがご確認いただけます。THPGは厚膜プリントに適したプラスティゾルです。版の膜厚は150µから650µまで可能ですがコレクショ_1019では450µで行っています。蛍光にかかわらず通常カラーでのプリントも可能です。厚膜プリントは中央部分がへこんでしまう傾向がありますがTHPGは高密度ですのでほぼへこむことなく厚膜プリントが可能です。光沢のある蛍光色のエッジのシャープな厚膜プリント、蝶お勧めです。是非トライしてみてください。

厚膜蛍光プラスティゾル

蛍光プラスティゾルでナイロンの撥水布へのプリントも可能です。
「コレクション0727」でご確認いただけます。撥水加工がされたナイロンにプラスティゾルをプリントするためにはインクにイソシアネート系の接着剤を加えて印刷します。蛍光色以外も同じ処方で印刷を行います。水性ラバーはナイロンの撥水素材と相性が悪く使用できません。

コレクション0727

蛍光シリコンは厚膜でのプリントになります。シリコンプリント特有の光沢と蛍光色との相乗効果で独特の雰囲気を醸し出します。シリコンの厚膜プリントとプラスティゾルの厚膜プリントはよく比較されますが実際の見た目や雰囲気はずいぶん異なります。シリコンのほうが柔軟性に富み、光沢があります。粘着っぽいヌメッとした質感です。シリコンはインクの状態では流動性が高く、プラスティゾルのようにエッジが立ったプリントは難しいといえます。ゴルフのグローブ等にエッジの際立ったシリコンのロゴやマークが施されていますがプリントではありません。金型を用いたモールディング(型取り)の手法になります。現在弊社では扱っておりません。蛍光グリーンに蓄光を加えた厚膜シリコンが「コレクション_0070」でご確認いただけます。

コレクション_0070