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淡色インクジェット
淡色インクジェットは白トナーを使用せず、白や淡色生地に行う顔料インクジェットプリンティングです。染料にも似通った浸み込んだナチュラルな風合いが持ち味です。淡色インクジェットという呼称は弊社の社内で使用している用語であり必ずしも業界で一般的地使用されるわけではありませんので注意ください。
最初期のインクジェットは染料プリント
さかのぼること20年ほど前、弊社初めてのインクジェットプリンターがやってきました。。フラットヘッドの大型機で最大100x180cmがプリント可能な高速機という画期的な機種でした。ただ、その頃インクジェット用の顔料インクはまだ開発中で、このプリンターで可能なプリントは染料プリントでした。弊社には染料プリントの知識が乏しかったので様々苦労をしました。染料インクジェットはその名の通り染料を使用しますので、プリント後の蒸し、洗い、乾燥が必要になります。時間がかかること、色合わせが難しいこと、Tシャツが縮んでしまうこと、移染が起きやすいこと等々。染料プリントですので顔料とは比較できない色の鮮やかさはさすがでしたが正直持て余していたというのが現実でした。何年かして顔料インクが発売され、このマシンでの顔料淡色インクジェットが可能になりました。
初期のDTGプリンターの登場
2000年代に入ると白トナーを搭載した初期のDTGプリンターが登場してきました。この時代のDTGプリンターは機械としての完成度が低く非常に苦労させられましたが黒いシャツにもインクジェットプリンとが可能というスペックは革命的といえるものでした。DGTプリンターももちろん淡色インクジェットが可能ですが、このころの淡色インクジェットは発色がまだあまりよくありませんでしたが濃色インクジェットは美しいプリントがすでに可能でした。白トナーを使用する黒をはじめとするカラーボディーへの印刷を弊社では濃色インクジェットと呼んでします。
DTGプリンターの進化
弊社初めてのDTGプリンターT-JET2以降様々なプリンターが発売されるようになり、濃色だけでなく、淡色インクジェットの発色も良くなりました。淡色インクジェットには「発色をよくするために前処理液を使用する」システムと「前処理液は不要でも発色がよい」システムがあります。前処理を使用するシステムは前処理液の臭いの残留の問題やプリントする生地の種類や色によっては黄変するといった問題もありますが、ポリエステルにも印刷が可能になります。どちらのシステムも以前とは比較にならないほど発色がよくなり完成に近づいたといえます。海外のトレードショーデ見られるように今後はさらなる出力品質の工場や洗濯堅牢性の向上に向かってプリンターはさらに高品質、高速に進化していくものと想像できます。
ポリエステルへの淡色インクジェット
ポリエステル白ボディーへの印刷は昇華プリントが有名ですが、DTGプリンターでもポリエステル白生地への印刷が可能です。昇華プリントの発色は非常に鮮明なので人気がありますが熱プレスのアタリが残ります。生地が白なのであまり目立つものではありっませんがこのアタリは洗濯しても消えません。インクジェットプリントの場合はアタリの問題もありませんし、発色も十分鮮明です。風合いの良さについては昇華のほうが優れています。どちらを選ぶかデザインにもよりますがデザインの上下に入りされがちなコピーライト等は昇華プリントよりインクジェットのほうが鮮明に再現できることが多いといえます、