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マーブリング(MARBLING)
マーブリング(MARBLING)は日本で墨流しと呼ばれている技法に酷似した技法です。主に紙や繊維に大理石のようなパターンを装飾することを指します。水を張った水槽に絵の具をたらし緩やかに攪拌することによって出来上がる不規則な模様を上澄みをすくいとる要領で被加工物に移し取ります。最近聞くようになった水圧転写もマーブリングと原理は同じです。
マーブリングの歴史
マーブリングの発症については諸説ありますがトルコ説が有力です。ペルシャ、インドを経てヨーロッパに伝わり、書物の装丁に大いに活用されるようになりました。
マーブリングの起源については日本説も存在します。日本の墨流しと呼ばれる技法はマーブリングに酷似しています。日本には水の吸収性がよく強度も兼ね備えた和紙が存在したため墨流しが発達したことが考えられます。中国にも酷似した技術があり中国起源説もあります。発祥がどこであれマーブリングは長い歴史を持ち、いろいろな地域で様々に発達してきたことがうかがえますが、すべて水を張った水槽に絵の具をたらし緩やかに攪拌することによって出来上がる不規則な模様を上澄みをすくいとる要領で被加工物に移し取ルということについては共通しています。
Tシャツのマーブリング
ずいぶん以前の話ですがある海外の加工場からドレスシャツにマーブリングを施した商品のプレゼンがありました。風合いがずいぶん硬いのと臭いがきつかったのでインクに何を使用しているのか聞くとエナメル塗料、すなわちペンキだとの答えでした。ペンキを使用するのはさすがに無理があると思いますがでは実際にTシャツ等にマーブリングを行うためにインクなり染料なり何が使用できるかということが難しい問題になります。試行錯誤ありましたが結論的に顔料なら使用できるということになり実際に加工したものがこれです。一見悪くないように見えますが実際には裏側に移染を起こしやすく、個体差が大きすぎたり、発色が悪かったりで現在発注は承っておりません。マーブリング柄のグラフィックを作ってインクジェットや昇華で総柄プリントを行うのが現実的だと思います。