用語集
- 全ての商品
- 半袖Tシャツ
- 長袖Tシャツ
- ポロシャツ
- シャツ
- タンクトップ
- スウェット
- レディース
- キッズ
- ベビー
- ジャケット
- スポーツ
- キャップ
- バッグ
- エプロン
- マスク
- タオル、バンダナ
- ブランドネーム
- ステッカー
- アクリルチャーム
- マグカップ
- グラス
- ボトル・タンブラー
- マウスパッド
- コースター
- iPhoneケース
- その他
- ブランド一覧
- 過去の品番
昇華プリント(SUBLIMATION PRINTING)
昇華プリント(SUBLIMATION PRINTING)はサッカーをはじめとするスポーツのユニフォームに使用されている印刷技術です。昇華転写、昇華捺染とも呼ばれます。ポリエステル素材限定の加工方法ですが生地を昇華分散染料で染色します。ナチュラルな風合いと美しい発色が特徴です。
昇華プリントのメカニズム
繊維を染色したりプリントに使用する染料、もしくは染法は多岐にわたります。反応染料、直接染料、硫化染料、ナフトール染料、スレン染料等ですが昇華プリントに用いるのは分散染料と呼ばれる染料になります。分散染料はポリエステル用の染料として知られていますが昇華プリントに使用されるのは昇華分散染料です。昇華プリント(昇華分散染料)は一度専用紙にインクジェットプリンターで印刷を行い、その後熱圧着で染料を気化させ、生地に移行させます。
昇華プリントのメリット
昇華でな無い分散染料を使用して印刷する技術もあるます。これは前処理-印刷-蒸し-洗い-乾燥といった従来の染色のプロセスが必要で、堅牢性は優れているのですが時間と手間がかかり、技術的にもハードルは高くなります。これに比べて昇華プリントは非常にシンプルで他の熱転写と比較してもプロセスが少なく、よってクイックな生産が可能になります。
昇華プリントのデメリット
例えば分散染料で黒に染められたポリエステル生地にシルクで白の印刷を行い、乾燥のために熱を加えると分散染料が気化してプリントに移行するという現象が起きます。これをマイグレーションといいます(日本ではブリードト呼ばれていますがブリードは滲み乃ような意味なので適切な表現ではありません)。この現象はインクジェットプリントや転写でも起こります。加える温度を130度以下に抑えれば防ぐことは可能ですが印刷の手法が限定されます。昇華プリントは白い生地に印刷を行いますのでこういったマイグレーションとは異なりますが、昇華プリントの上にシルク等をプリントするとインクが再度気化してインクに移行する現象が起こります。これも同様にマイグレーションと呼ばれますが日本語では再昇華と呼びます。アイロンがけ等で色が飛んでしまうとか色が移ってしまうといった弱点もあります。
昇華プリントの可能性
昇華プリントの特徴的な利点としてウェア類依頼にも印刷が行えるという点が挙げられます。弊社で行っている昇華プリントはウェア以外にバンダナ、マスク、タグ、ビーチサンダル、マウスパッド、コースター、アイフォンケース、マグカップ等様々あります。UVプリントのようにどんな素材にでもプリントできるのではなくアイテムの表面がポリエステル素材かポリエステルがコーティングされて入れば昇華プリントは可能になります。